考えなしにやってみる。

気になるあれこれやってみます。行きつく先は知りません。

AmazonのKindleを新調した。海外版で。

Kindleはやっぱりいい

 

最近は読書といえばもっぱらKindleを使っている。

今やもう知らない人はいないと思われるが、念のために説明するとkindle (キンドル) とはオンライン通販大手のアマゾンが販売している電子書籍用端末。

 

うっすい端末なのに複数の本を同時に持ち運べるし、狭い我が家の少ないスペースを本に占領されることもない。上手いことセールの時を選べば本も安く買える。

欠点といえば中古本で買ってもっとお安くあげる選択肢がなくなることと、電子化されていない本は読みようがないこと。そしてページをあっちこっちに気楽にいったり来たりがしにくいこと。

 

意外にあるな、欠点

 

それでも、やっぱりKindleはいい。旅行の時や出張の時には特にいい。欠点な部分は場合によって紙の本にして使い分ければいいだけだし。

 

そんなKindleにも最近になって新型モデルが登場した。いつの間にやら11世代だそうだ。ちなみに個人的おススメはいくつかあるKindleのなかでもKindle Paperwhite。おススメというより、むしろこれ一択。

 

手持ちのKindleはそうとう昔に買ったもの。第何世代なのかなんてわからなかったので調べてみたら第4世代だったらしい。確か、日本で最初に発売されたKindle Paperwhiteだった…はず。

 

こんだけ使い込んでいるとそろそろ新型モデルが気になる時期。やっぱりいいじゃん、新しいやつ。

ということで、Black Fridayのセール時期に合わせて買い替えてみた。

 

海外版のKindle Paperwhiteに。

 

 

ちょっとだけAmazonのアカウントの話をしよう

 

知らない人にとってはなんのこっちゃなんだけど、とてもグローバルに思えるAmazonさん、実はアカウントは国ごとに独立している。

どういうことかと言うと、日本のアマゾンのアカウントでは例えばフランスのAmazonにはログインできない、ということ。ログインできないので当然、買い物もできない。プライムのビデオも観れないし、Amazon musicを聴くこともできない。海外から日本のアマゾンにログインすれば話は別だけど。

 

たまに間違ってる人がいるけど、例えば日本とフランスの両方でそれぞれのAmazonのアカウントを同じメールアドレスを使って作ってもそのアドレスは統合されない。単に同じメールアドレスを使うIDがそれぞれの国に別々に存在しているとして処理されるだけ。

なので同じメールアドレスを使って複数の国のAmazonでアカウントを作っていて、日本ではプライム会員なのに別の国ではプライムになってない!と叫ぶのは勘違い。大騒ぎすればするほど恥ずかしいので注意したい。

 

日本のAmazonを経由してフランスのAmazonにつないで、そのままフランス国内から買い物することは、出来ない。この一方でAmazonでは結構な数の品物が海外発送に対応している。ただ、全部ではない。例えば今回のKindle Paperwhiteは海外発送未対応の商品だ

 

そうなると気になるのが、海外で買ったKindle Paperwhiteを日本で使うことが出来るのか、ということ。しかも海外のAmazonにある日本語の書籍を買うのではなく、日本のAmazonのアカウントと紐づけて日本のAmazonで本が買えるのか、と。

 

 

結論から言おう。問題なかった

 

今回はなぜか持ってる海外のAmazonのアカウントで、その国のKindle Paperwhiteを買ってみた。送付先は当然、その国のとある住所。

ちょいとその住所に行く用事があったので、行ったついでに注文しておいたKindle Paperwhiteをピックアップ。そしてドキドキしながら箱を開けて電源をオン。

 

はたして、全然関係ない国のAmazonのアカウントに紐づけられるのだろうか。

ダメだと買ったばかりの新型Kindle Paperwhiteをいきなり新古品として売らなきゃならないことになるので、ぜひとも使えて欲しい。切実に

 

使えた。まったく問題なく。

 

今回は注文の時に購入者のアカウントを商品の発送前に登録しない設定にしていたからだろう、電源を入れたらアカウントの設定画面が表示された。ちなみにすっかり忘れていたので写真はない。頭の中で想像して欲しい。

 

最新型Kindle Paperwhiteではアカウントの設定がスマホにインストールしているKindle Appから出来るようになっている。なんだかiPhoneの機種変作業と同じに思えてくる。

双方をBluetoothで接続して設定情報を移行する、みたいな。みたいな、というか、そのままだろう、きっと。

 

で、この作業で海外版Kindle Paperwhiteが日本のアカウントと問題なく紐づけられて、そのまま普通に使えるようになった。古い方のkindleに入っていた本も全部クラウド経由でダウンロードできた。

 

結論。海外のAmazonKindle Paperwhiteを買っても日本のAmazonで買っても違いはない。

 

いや、なんでわざわざ海外のAmazonKindle買うんだよ、と自分でも思う。価格は為替の関係があるにしてもほぼ変わらないし。受け取りにはその国まで行かなきゃならないし。ほぼほぼ意味のない検証だった。

 

でも海外在住の人でKindle欲しいなぁ、という人がいたら安心して欲しい。

その国で遠慮も心配もなく、Kindleを買っていい。念のために注文時に購入者のアカウントと紐づけないようにだけしておけば無問題。あとはKindleの到着後に日本のAmazonのアカウントで登録すれば日本の本が読みたい放題。わざわざ日本への帰国時にKindleを買って帰ろう、なんて思わなくて大丈夫

 

しかし、やっぱりKindleいいよ。そして買うならKindle Paperwhite。これ一択。

最新の11世代は第4世代と比べるとちょっと幅が広くなっていたけど、ページ送りは速いし、動作は軽快だし。

 

迷っている人にはおススメ。

自分はいらなかったけど、無線充電ができて画面の明るさや色温度が自動調整されるシグニチャエディションなんてものもある模様。

 

ちなみにKindleを海外のAmazonで買うのは問題ないけれど、日本の本を買って読むためには日本のAmazonのアカウントが必要なので、Kindleを買って日本の本を読みたい人は予め準備しておくように。

 

Kindleはいいぞ!